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濃い原因・薄くする方法 &サロンとクリニックの違い
毛深いことを悩むのは今や女性も男性も同じ。
では、どうすれば体毛を薄くし、すべすべ肌にできるのでしょうか。
体毛が毛深いことの悩み
体毛が毛深いことの悩みは、毛深い人でないとわからないことかもしれません。
女性でも鼻の下にヒゲが生えたり、胸や腰、背中に体毛がフサフサという人もいます。
デリケートゾーンがモジャモジャという人も。
世界には毛深いほうが魅力的とされる地域もあるようですが、少なくとも日本は違います。
そのため毛深い人はそれがコンプレックスになってしまったりします。
現代の日本では体毛が薄いことが良しとされ、脱毛が大流行しています。
しかし、脱毛までせずとも体毛を薄くする方法はないのでしょうか。
対策を講じるためには、まず、なぜ体毛が濃い人と薄い人がいるのかを探る必要があります。
キーワードは、遺伝とホルモン
第一に考えられる原因は、両親や祖父母からの遺伝です。
が、これはどう仕様もありません。
親を恨んでも始まりません。
次に考えれられる原因は、ホルモンです。
ホルモン(ドイツ語: Hormon、英語: hormone)は、狭義にはの外部や内部に起こった情報に対応し、体内において特定の器官で合成・分泌され、血液など体液を通して体内を循環し、別の決まった細胞でその効果を発揮する生理活性物質を指す。
出典:Wikipdia
人は男も女もさまざまなホルモンを分泌していて、その中に男性ホルモンと女性ホルモンがあります。
人はホルモンの微妙なバランスの上に生きており、その微妙なバランスが崩れると、体調を崩したり病気を患ったりします。
毛深さも、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスの問題と関係しています。
実は男女とも、男性ホルモンと女性ホルモンの両方を分泌しています。
男性ホルモンが強いと体毛は濃くなると言われています。
逆に頭髪は、女性ホルモンが強いと薄毛やハゲになりにくいと言われています。
女性がハゲにくいのは女性ホルモンが多いからで、男性にハゲが多いのは男性ホルモンが強いから、ということになります。
とすれば、女性ホルモンが活発に分泌されれば、体毛は薄くなるということになります。
大豆食品が体毛を薄くする?
では、どのようにすれば、女性ホルモンを活性化できるのでしょうか。
女性ホルモン分泌を活性化する要素としてまず挙げるべきは、食事でしょう。
そして女性ホルモンを強化する食物の代表は、大豆食品です。
大豆に含まれる「大豆イソフラボン」は、育毛を抑える女性ホルモンに似た働きがあり、そのため抑毛効果が期待できるからです。
- 豆腐 半丁(110g)
- 納豆 1パック(40g)
- 豆乳 200ml
GI値の低い食べ物を食べる
次に食べ物のGI値を下げるという方法があります。
食事をして血糖値が上がると、インスリンが体内に分泌されるのですが、これと一緒に男性ホルモンも生成されてしまうのです。
食事後、血糖値が急激に上がるとインスリンが分泌され、その結果男性ホルモンの分泌も多くなるため、普段の食事を低GI食品中心にすることで男性ホルモンを抑えられます。
つまり、体毛を濃くする因子を増やさない効果が期待できます。
GI値とは炭水化物が分解されて糖に変わるまでの時間を数値化したもので、数値が低いほどそのスピードはゆっくり、つまり低GIの食品は男性ホルモンの分泌を抑えてくれるのです。
- 海藻類(GI値 15以下)
- ヨーグルト(GI値 25)
- スパゲティ(GI値 41)
ホルモン分泌器官えお守るビタミンE
ビタミンEには、細胞の酸化を抑える働きがあります。そのため、ホルモンが分泌される器官を守るといわれています。
- ナッツ類(アーモンドなど)
- たらこなどの魚卵
- とうがらし
- 抹茶
- モロヘイヤ
- かぼちゃ
- …。
大豆イソフラボンや低GI値の食品やビタミンEが良いからと言って、そればかり摂っていては身体に良くありません。
バランスのとれた食事を心がけましょう。
質の良い睡眠を心がける
食事の偏り以外にホルモンバランスを崩す原因となるのは、ストレスや睡眠不足です。
あるいは睡眠の質の悪さです。
睡眠時間は短くても睡眠の質が良ければ問題ありません。
睡眠不足や質の低い睡眠は自律神経の働きを弱らせ、ホルモンバランスを崩し、男性ホルモンを強め、その結果、体毛を濃くするとも言われています。
睡眠の質を上げるホルモンはメラトニンと呼ばれています。
メラトニンの元は別名「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンで、睡眠のリズムや質を調えたり、精神的な安定を保ちます。
セロトニンは日光浴やジョギング、ウォーキングなどのような繰り返し運動、よく噛む「咀嚼運動」などによって生成されます。
原料となるのは必須アミノ酸のトリプトファンで、魚、肉、緑黄色野菜、納豆などに多く含まれています。
ホルモンバランスを調えるためには質の良い睡眠を十分にとることが大切なのです。
睡眠不足や低質の睡眠自体もストレスとなりますが、仕事や人間関係によって生じるストレスも、ホルモンバランスを崩し、男性ホルモンを増加させる原因となります。
規則正しい生活、ストレスの少ない生活を心がけましょう。
剃ったり身体を冷やすと毛深くなる?
体毛は剃ると濃くなるとか寒い地域に住んでいると濃くなる言われたりしていますが、それらは都市伝説的な仮説です。
カミソリで除毛すると、刃が肌に当たるので、繰り返し処理することで肌の防衛機能が高くなり、ムダ毛が濃くなってしまうというのが前者の根拠とされます。
後者の根拠は、寒い地域に住む動物は体毛が発達しているというものです。
でもそれは長い年月をかけて環境に適応した場合であって、短期簡にそれほど影響があるとは思えません。
自己処理かプロに任せるか
食事や睡眠、ストレスの問題をクリアすることは大切ですが、抑毛効果が出るまでには時間がかかります。
そこでまず誰もが考えるのは、体毛の自己処理です。
体毛の自己処理法には、次の8種類があります。
- すきバサミ
- すきカミソリ
- 電動シェーバー
- ヒートカッター
- 抑毛ローション
- 脱毛クリーム
- 脱毛ワックス
- 家庭用脱毛器
▽脱毛クリーム
▽脱毛ワックス
まとめ
体毛が濃い人と薄い人がいるのはなぜか、どうすれば体毛を薄くし、すべすべ肌にできるか、について述べました。
食事などの生活習慣も体毛の濃さに影響すると言われていますが、改善には時間がかかります。
そこで自己処理ですが、自己処理は手間も時間もおカネもかかります。
経済的に余裕があれば、プロにお願いするのが良いでしょう。
が、プロには2種類あります。
- 脱毛サロンと呼ばれるエステサロンなどが経営する美容系
- 脱毛クリニックと呼ばれる医師が関わる医療系
サロンはクリニックよりも安価ですが、効果も弱めな傾向があります。
クリニックは値段は高い傾向にありますが、効果も高いと言えるでしょう。
好み、安心感、懐事情などによってサロンかクリニックかを選ぶことになります。
▽脱毛サロン(レディース)
▽脱毛サロン(メンズ)
▽医療脱毛