体毛の濃さ、毛深さが気になる人にとって、簡単に早く脱毛できる自己処理脱毛はありがたい方法です。
自己処理脱毛法8種のメリットとデメリットをご紹介します。
すきバサミ
ヘアカットで用いられるハサミを使い除去する方法です。
通常のハサミとは異なり刃がコーム状になっていています。
体毛が濃い部分に使えば、毛の量が減るので、ある程度さっぱりします。
メリット
- 肌に直接刃を当てることがないため、肌を痛めずにセルフケアができます。すでに家にある人にとっては初期費用がかからず手軽にできます。
デメリット
- すきバサミを使っての処理は手間がかかります。
- コツをつかむまではやや難しいかもしれません。
すきバサミはあくまで「すく」ことが目的なので、刃を全て閉じきる必要はありません。少し浮かせたくらいで次の部分に移るようにします。
カミソリ/トリマー
メリット
- 肌を滑らせるだけで、その部分の体毛を一気に薄くしてくれます。やや手間ではあるものの同じ個所を何度も処理する必要はないためそれほど苦ではありません。
デメリット
- 好みの長さに調整できるよう2タイプ以上のコームがついている商品がほとんどですが、初めて使う時は不自然に仕上がってしまうことも。
注意点
初めて使う際は一気に行うのではなく、目立たない部分で試し剃りすることをお勧めします。 すきカミソリの角度が一定になるように滑らせて処理します。 角度の違いによっても多少薄さが変わってくるので注意しましょう。
▽女性用カミソリ
▽男性用ヘアトリマー
電動シェーバー
なぞるだけで回転刃が毛を剃ってくれるので、時間をかけずにムダ毛の処理が可能です。
根本部分から剃ってくれるため、使った部分はツルツル感があります。
メリット
- ヒゲ剃利用にすでに電動シェーバーを持っている人は、家にあるもので体毛を除去できます。広い範囲を時間をかけずに処理できます。
デメリット
- 肌に直接刃があたらないようにカバーが付いているため、深剃りはしにくく、そのため剃った部分がチクチクしてしまい、肌触りが良くありません。
基本的には、シェービングフォームなどを肌に塗ってから、肌に滑らせていきます。
ヒートカッター
ヒートカッターとはその名のとおり、毛を熱で焼き切るもの。主にデリケートなVライン用の製品として販売されているため、小型で扱いやすい形状です。細かな調整をしやすいため、体毛を好みの薄さにすることが出来ます。
メリット
- 熱で焼くことで毛の先端が丸くなるため、切った部分の肌触りが悪くなりません。デリケートゾーン周りや脇など、毛が擦れる部分のケアに適しています。
デメリット
- 元々デリケートゾーン用の製品であるため、広範囲の処理には不向きです。毛を片手で持ちながら短くしていくため、両手がふさがってしまいます。
- また少しずつ調整をするため、時間がかかります。
注意点
ヒートカッターで一度にたくさん毛を切ろうとすると、内部の熱線が断線してしまう怖れがありますので、説明書をよく読んでから使用しましょう。
抑毛ローション
脱毛処理後に塗ることで体毛の成長抑制効果が期待できます。
メリット
- 脱毛処理だけでなく保湿もできるため、肌と体毛のケアが同時にできます。
- 塗るだけで良いので簡単で、手間もかかりません。
デメリット
- 抑毛に有効な成分が配合されているとはいえ、抑毛効果が実感できるまでには時間が必要です。
注意点
お風呂上がりに使用するとより良い結果が期待出来ます。毛穴が一番開いた状態なので浸透しやすいからです。除毛後にも抑毛ローションを忘れずに塗りましょう。
除毛クリーム
気になる部分に塗って放置するだけで体毛が除去できる除毛クリームは、手軽にツルツルにしたい時にぴったり。
お風呂場で使えるのでそのまま洗い流すことができ、自宅で簡単にすべすべの肌が手に入ります。
メリット
- 薬局やスーパーでも手軽に手に入れることができ、安価なものが多いです。薬剤で毛を溶かして除毛するため、毛先のチクチク感が残りません。
デメリット
- 除毛成分の独特なニオイがきつい商品が多く、人によっては使いたくないかもしれません。
- クリームが無くなるたびに購入する必要があるため、長期的には高コストとなってしまいます。
注意点
ニオイがきつい商品もあるため、使用する際は換気に注意してください。クリームを塗る際はあまり薄く伸ばさず、ある程度の厚みをもたせて塗布するのが、脱毛クリームのコツです。
脱毛ワックス
ブラジリアンワックスに代表される脱毛ワックスは、シートや固まったワックスを剥がすことで一気にムダ毛を抜いてしまう手法です。ガムテープを貼って剥がすことで毛が抜ける原理と同じです。
産毛までケアできる点も特徴で、あっという間にツルツルの状態に仕上がります。
メリット
- 根元から毛を抜いてしまうため、毛穴の黒ずみが気になりません。
- ワックスの原料が植物由来の商品も多く、肌が弱い人にも適しているかもしれません。
デメリット
- ワックスで毛を絡めとる方法であるため、体毛は少なくとも1cmほどの長さがないとしっかり抜くことができません。
- 一度ツルツルにしても再度脱毛ワックスを使用するには1cmほどに延ばさないといけないため、ツルツルを常にキープしておきたいという方には向いていません。
- また、毛を一度に大量に抜くため、痛みを伴うことがあります。
注意点
脱毛ワックスは、毛の流れに沿って塗り、逆方向に剥がすのがポイント。説明書をよく読み、手順通りにケアしないと、痛い思いだけして失敗ということになりかねません。
家庭用脱毛器
美容家電の家庭用脱毛器は、レーザータイプと光タイプの2種類が販売されています。
どちらとも除毛後にケアしたい部分に照射することで発毛を抑え、毛を細く薄くさせる効果が期待できます。
ツルツルにすることは難しいですが、体毛をかなり薄くすることは可能な製品です。
メリット
- 1台あれば他にかかるコストがほとんどなく、体毛のケアがし放題。毛量の調整がしやすく、体毛を薄くしたい人にはぴったりのアイテムと言えそうです。
デメリット
- 家電ですから最低でも1万円、高いものだと5万円代と初期費用がかかります。
- 除毛後に照射する必要があるため、こまめなケアが欠かせません。忙しくて毎日は時間がとれないという方には不向きです。
注意点
強い光やレーザーが脱毛器から発せられるため直接見ないようにしましょう。目元付近のケアには十分な注意が必要です。 毛のメラニン色素に反応する性質を利用していることから、ほくろがたくさんある部分やタトゥー周りには使用できません。 商品にサングラスが付属している場合は、照射前に必ずそれをかける必要があります。
まとめ
体毛の濃さ、毛深さが気になる人にとって、簡単に早く脱毛できるありがたい方法である自己処理脱毛8種のメリットとデメリットを紹介しました。
ただこれらの方法は意外と手間や時間やお金がかかります。
金銭的に余裕があるならプロに任せて脱毛するのも良いかもしれません。